不登校も子どもの自殺も過去最高を更新し続けています。
産業・経済・社会の構造的変化と、 子どもの変化に、学校も教師も対応できていないのです。
本物の実践力を身につけた教師が必要です。
AISESでは真の実力を培う「専門講座」を、2022年度より開講しました。
講師陣は教職経験や豊かな現場経験を持つメンバーばかり。
大学院卒業以上の実践力を必ず身につけることができます。
現場の悩みを解決するノウハウがココにあります。
「子ども達はかわいいな」と思います。
そんな子ども達に対して、「とにかくできることを」 ― 先生方はそんな思いを抱きながら、日々、実践をされているのではないでしょうか。
ところが残念なことに、不登校も子どもの自殺も過去最高を更新し、悪化の一途をたどっているわけです。
本当に心が痛みます。
こうした状況の中で、先生方は、実際、自分の生活を犠牲にして働いておられるのではないかと思います。
OECD諸国の教員を対象にした調査では、“日本の教員は,世界一働いているけれど、学級経営や生徒指導に行き詰まり、疲弊している”ことも明らかになっています。
「誠意を持ってがんばっていれば、きっといつかは報われる」―そんな風に思っていませんか。
もちろん誠意も頑張ることも、大切なことです。
でも、教師の誠意と努力とは裏腹に、事実は厳しさを増しているのです。
「誠意と頑張り」で「長時間働く」ことは、何の解決にもなっていないということです。
それは、「子ども達の成長がどんどんおかしくなってきている」ことにあります。
不登校や自殺の増加だけではなく、子どもの成長に危険信号が灯っていることを示すデータは他にも多くあります。
そして、それらのデータは、「子どもの問題行動は今後より深刻になる」ことを示唆しています。
大半の教師は、昔も今も、真剣に子どもと向かい合っています。
にもかかわらず問題はよくなるどころか悪化しているのです。
では、悪いのは子どもでしょうか。
それとも保護者でしょうか?
確かに未熟な子ども、未熟な保護者はいます。
それは私たち教師が未熟であるのと同じです。
ですから、子どもや保護者のせいにするのは間違っていると思いますし、そもそも、子どもや親のせいにすることは何の解決も生みませんし。
むしろ、教師との関係性を悪化させるだけです。
課題のある子どもや保護者は、100%の成果が出なくても、支援がうまく機能し始め、改善の方向に進み始めると、私たちに心から感謝し、信頼をよせ、強力な味方となってくれます。
何故だと思いますか?
実は、そうした子どもや保護者は苦境にあり、SOSを出していることを意味しています。
つまり、教師から見れば「困った子どもや保護者」は、実は「困っている子どもや保護者」であるということです。
そう考えると、じつは「解決のカギ」は簡単です。
子どもや保護者のSOSはどこにあるかを理解すること、そしてそのSOSの解決を手伝うことです。
この、子ども達を理解し、その解決を可能にするスキルを身につけなければ、今後も苦戦が続くことを意味します。
逆に言えば、子ども理解のスキルと、支援方法のスキルを身に付ければ、保護者からの信頼を得ることも、子どもとの良好な関係を築くことも、教師としてのやりがいや自信を手に入れることも可能になります。
それは、これからの教員人生を、その終わりまで、豊かなものにすることができます。
AISESが提供しているのは、このようなスキルなのです。
AISESが指導にあたった石巻市立万石浦中学校の実践が、2019年2月、独立行政法人教職員支援機構から「NITS大賞」を授与されました。
「教育の質が上がり、しかも業務がスリム化されて仕事が楽になる」というのが、受賞の理由です。
この他にも、私たちの実践は多くの効果を上げています。
学校種は、幼稚園・小学校・中学校・高校の全てです。
生徒指導だけではなく、学習指導でも効果をあげています。
具体的には、不登校が75%減、警察による検挙補導生徒数が95%減、学力が全県1位などです。
これは決してお手盛りのデータではありません。
警察とかが出しているデータですので、信じてもらえますよね。
この実践の詳細は、すでに、ほんの森出版さんから書籍化されていますので、よかったら読んでみて下さい。
専門講座で提供している内容は、こうした成果の上がっている、効果実証済みの方法です。
私たちは、過大広告をするつもりはありません。
1日の受講で、先生の教育実践が劇的に変わることはありません。
ただ、実際にこれまで受講した先生方のデータからは、30〜36時間でどのような実践をすれば良いのかの概要が分かるようになり、72時間程度で、それを自信を持って実践できるようになり、120時間程度で、生涯困らない実践力を身につけることができるようになることが分かっています。
先生は、「揺るがない実践力」を手に入れたくありませんか?
子どもや保護者からの感謝と信頼を手に入れたくありませんか?
教師としてのやりがいと誇りを手に入れたくありませんか?
1日でかまいません。
私たちの提供している講座が本物かどうか、試してみませんか。
代表理事の栗原は、その授業の質の高さを認められ広島大学から学長賞、教育相談への貢献から日本学校教育相談学会賞などを授与されています。
文部科学省の委員も多く務め、今後の生徒指導や教育相談の方向性を示す「生徒指導提要」の執筆委員も務めています。
2021年までの6年間は、日本学校教育相談学会会長を務めていました。
副代表の金山は東北大震災の復興支援事業で日本学校心理士会賞を受賞、兵庫教育大学の授業評価でベストクラスに選出されたこともあります。
現在は神戸市いじめ問題審議会委員長を務めています。
AISESは、この二人が中心となって「日本と世界の教育の発展に貢献する」ことを目的に設立された団体で、現場をよく知る研究者・実践者が16名で方法論を開発しています。
専門講座では 、その最先端で、実践で検証された方法論を提供しています。
また、AISESでは、恵まれない環境にある子ども、発達の課題等をもつ子どもや保護者の支援を行っています。
これらの活動は、多くの新聞、雑誌、テレビ等で紹介されてきました。
現在は、その公益性や透明性を国から認定され、公益法人として活動しています。
一般企業では、自己研鑽に収入の1割程度を使うことは普通のことです。
投資をしなければ、何も回収できないからです。
教師は自分が資本です。
ですから、自己に投資することが重要だと私は考えます。
ではあなたは、自分に投資して、「一生困らない実践力」「子どもや保護者からの感謝と信頼」「教師としてのやりがいと誇り」にどれぐらいの価値を感じますか。
身についた力は消して失われることはありません。
むしろ実践を積むごとにブラッシュアップされて、徒労感や疲弊感は消失し、浮いた時間を他のことに使うことができます。
実際、「NITS大賞」の受賞理由の一つは、「業務がスリム化されて仕事が楽になる」ことでした。
その浮いた時間と労力で、もっとおもしろい実践を試してみることも、自分の時間・家族の時間にあてることもできます。
あなたはその時間で何をしたいですか。
その価値はあなたにとってどれぐらいあるでしょうか?
受講は1講座からでも可能ですが、ぜひ20講座以上受講いただくことをオススメします。
これはトータル120時間となる研修で、全て終わった段階では、本当に異次元の世界が開けることをお約束します。
ぜひMLA専門講座をお申込みいただく前に、アイセスの一般会員にご入会いただくことをおススメいたします!
一般会員の価格は、
1)eラーニングサイトの動画(700時間分)が見放題
2)月1回開かれる「Onlineサロンへの参加(12回分)」
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例えば、MLA専門講座20%OFFということは、1講座当たり3,000円分。
10講座以上MLA専門講座を受講していただければ、実質年会費はタダと一緒!
オンラインサロンは1回3,000円ですが、アイセス一般会員にご入会いただければ、無料で参加することができます!
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価値はあるとは思うけど、もし、「内容が思っていたのと違う。私の教育実践にはまったく生かせない」となったら困るな」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
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MLA専門講座は、ご受講前であれば返金対応いたします!
AISESの専門講座は、OnlineライブとOn Demandの二つの形式があります。
ライブで参加できなかった場合はOn Demandで視聴可能です。
Onlineライブの復習としてOn Demand講座を繰り返しみることも、もちろん可能です。
講師陣は全員豊富な現場経験があり、リアリティのある講座が受けられます。
これがAISESの講座の最大のウリです。
文部科学省委員を務めるメンバーも多く、最新の情報が手に入ります。
「学級経営がうまくなりたい」という先生は、「集団作りプログラム」のベーシックとアドバンスを受けるというやり方もできますし、「教師としての基礎力をまずは付けたい」という先生は、ベーシック講座を幅広く受講し、2年目以降にアドバンスを受講するという受け方も可能です。
ご自身のニーズに合わせて選択して下さい。
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受講すればするほど、お得になります!
月に1回、講師陣や全国の実践家との交流ができるオンラインサロンが開かれます。
色々なゲストの話を聴くこともできます。
実際、このサロンが一番大事かもしれないと思っています。
今から17年前まで、私が勤務した学校は「生徒が鉄パイプを振りかざして職員室に乱入してくる」といったことが起こる学校でした。
それ以外にも不登校の子ども、リストカットを繰り返す子ども、摂食障害の子どもなど、実にたくさんの子どもがいました。
副代表の金山健一も、教員が自殺に追い込まれるような大変な中学校に教諭として勤務していました。
AISESの講座の根底には、こうした私たち自身の教師としての体験があります。
私たち自身が苦労してきたからこそ、今、現場で奮闘されている先生方に、私たちが見いだした、「困難な状況を解決し、子どもたちを適切に支援する方法を提供したい」と思っています。
また、私は現在、文部科学省で、今後の生徒指導の方向性を決める生徒指導提要の執筆に携わっています。
AISESの専門講座で提供する内容は、生徒指導提要の先取りと言ってよい内容です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
先生には二つの選択肢があると思います。
これまでのように、色々な本を読み、色々な実践を参考に、試行錯誤しながら自分なりの実践を積み重ねて行く方法です。
優秀なあなたならうまくいくかもしれませんが、私たちが時に失敗をしながら試行錯誤し、寄り道をしながらここまで来たように、先生にとっても、時間と労力はそれなりにかかるでしょうし、大変なこともあるかもしれません。
もう一つの道は、私たちと専門講座で学んで、よりよい実践を、すぐに作っていくという道です。
自分なりの取組は必要ですが、基本はお伝えしますので、大きな失敗はなくなるでしょうし、成功することは分かっているので、成果も早く出るでしょう。
どちらいいということはありません。
ただ、もし迷っているのなら、研修に参加してみませんか。
実際に多くの先生方が成果を出している方法をあなたも試してみて、揺るがない実践力をあなたも手に入れてみませんか。
不登校も子供の自殺も過去最高を更新し続けています。
産業・経済・社会の構造的変化と、 それに伴う子供の変化に、学校も教師も対応できていないのです。
本物の実践力を身につけた教師が必要です。
AISESでは真の実力を培う専門講座を、2022年度より開講します。
講師陣は教職経験や豊かな現場経験を持つメンバーばかり。
大学院卒業以上の実践力を必ず身につけることができます。
あなたの教育実践が明日から変わります!
子どもを、しっかりとした観察とデータに基づいて把握し、そのデータを理論に 基づいて検討し、理論に基づいて実践を構築することができれば、実践は必ず改 善します。強調しますが、“必ず”です。このプログラムは、そうした実践を可能 にする「より深い子ども理解と関わり方」を中心とした講座で構成されています
子どもの社会性を伸ばす方法や協働的な問題解決能力を育てるには、助け合う子 ども集団を育てるにはどうしたらいいのでしょうか。感情のコントロールや適切 な表出ができない子供達を育てるには、思いやりと責任感を持った学級集団を育 てるにはどうしたら良いのでしょうか。そのための理論と実践方法を学びます。
これからの学習指導は、協働的な学びと個別最適な学びを統合した形で行ってい く必要があります。その授業では「誰一人取り残さない」ことが求められます。 この課題を解くキーワードは、UDL、ICT、協同学習、自己調整学習です。学習 リテラシーの高い、主体的で協働的な学び手を育てる理論と実践方法を学びます。
家庭や社会の変化に伴って、いじめや不登校の問題ばかりではく、SNSやネット 問題も深刻さを増しています。こうした問題に試行錯誤的に取り組んでも解決は しません。学校としてどう取り組むべきなのかということを理解しておく必要が あります。一般の先生方に取って有益なのはもちろんですが、教育相談コーディ ネーター、生徒指導主事、管理職、指導主事には必修の内容です。
学級には、LGBT、ADHD、ASD、SLD、外国籍の子どもなど多種多様な子ども達 が在籍しています。知的発達の違いも指導や支援の方法に非常に大きな影響を与 えます。もはや定型発達と特別支援という分類で教育を考えることは不可能で す。全ての子ども達の成長発達を支え、誰一人取り残さないインクルーシブな教 育の在り方を学びます。
「報告書を作成しなくてはいけない」という機会は少なくありません。また、「こ れまでの取組をまとめたい」という先生方も多くいらっしゃると思います。教師 を指導する立場にある人は、実践を言語化することは必要不可欠です。この講座 では、実践を理論化し、言語化し、報告者や論文にまとめあげるサポートをします。
※2023年度以降
学校マネジメント、キャリア教育プログラムを開校します。
現職の管理職(校長もしくは教頭) で、学校全体をマネジメントする上 で、必要なスキルを身につけたい。
現職の教員(新任〜主任レベル)で、学級経営や生徒指導に関するスキルを身につけたい。
教育委員会(もしくは教育センター)勤務。各学校を回りながら、市区町村単位で、生徒指導に関するコンサルテーションができるように力量を身につけたい。
サロンは毎月1回第4の土曜日か日曜日、18:30 〜 20:00を原則に開催されます。
本当に楽しく交流できる会にしていこうと思っています。
どなたでも、お気軽にご参加下さい。
なお,当日参加できない場合も、サロン会員の方はOn Demand での視聴も可能です。
1つ目は、「教育を通じて、子どもたちに明るい未来を」届けようという思いがある、ということです。
2つ目は、自分が学ぶだけではなく、参加している仲間の悩みに最大限貢献しようという思いがあることです。
「教育を通じて、子どもたちに明るい未来を」
届けようとするアイセスの
同志だと思っています。
専門講座を受講されるあなたも、会員になって、
一緒に日本の未来の教育を創りませんか。
2022年3月、新しい生徒指導提要が刊行され、生徒指導・教育相談の方向性が大きく変わり ます。そのキーワードは「成長を促す支援」「チーム学校」「教育相談コーディネーター」です。 本講座では、その生徒指導提要の執筆者であるAISES代表理事から、これからの生徒指導・教 育相談の考え方や進め方について直接学びます。日本だけでなく、世界の生徒指導の実践も 紹介します。目から鱗のことがいっぱいあります。
1年間掛けて論議してきた生徒指導提要が変わります。その会議に委員として関わりながら考 えたことや大切なことについて皆さんにご紹介していきたいと思います。ものの考え方が変 わると新しい世界が見えてきます。
子どもや保護者との「信頼関係」が何よりも大事、そう心がけているはずなのに、どこかう まくいかない。そんな経験はありませんか?基本的カウンセリングスキルは練習しなければ 身につきません。この講座では「傾聴」について、姿勢や表情などの非言語スキル、要約や 感情の反映、質問といった言語スキルなど細かく丁寧に学んでいきます。
忙しい教員生活の中で、難しいケースの対応に奔走されている先生。「傾聴」に気をつけてみ ることで、もしかするとそんな日々を少しラクにできるかもしれません、同じ講座の仲間た ちと、楽しく学んでみませんか?
いじめや不登校など、子どもの起こす問題行動・状況は様々で、その背景も多様です。「何が この子をそうさせるのか」を考える時、子どもの発達の過程に目を向けることが実はとても 有益です。本講座では、SCとしても子ども支援に関わる講師から、子どもの発達理解に役立 つ「愛着の発達」と「発達特性」を中心に乳幼児期〜青年期の発達理論を学び、それらを生か した児童生徒理解について実際のケース検討を通して学びます。
子どもの突然のパニックや依存性、操作性に疲弊していませんか?何を聞いてもダンマリや、 「わからない・・・」と呟く子への対応に困っていませんか?「発達」の視点から、そのケース、 一緒に見直してみませんか。
アセスは児童生徒の適応状態を学習や友人関係、教師との関係、対人関係スキルなどから測 定するものですが、家庭での様子も推察できるなど、子どもの心理状態を把握するのに非常 に便利な尺度です。当日は、アセスの開発の背景、適応と適応感、アセスメントとは、アセ スを用いた事例の読み取り、学級の状態についての読み取り方、アセスを活用した指導案作 りなどについて説明をする予定です。学校で先生方に説明できるようになります。
アセスは児童生徒の適応感を測定する尺度のなかで、日本でも最も活用されているものの一 つです。近年では全市実施や全県実施をする自治体も増えてきています。その読み取り方や 活用の仕方を開発者から直接学びます。
集団づくりは、学級担任であれば誰もが行っている当たり前の営みですが、今の学校におけ る子どもの現状を見ると、改めて集団づくりがうまくいっているのか問い直してみる必要が あるように思います。本講座では、学級を集団として機能させるために必要な2つの要件「人 間関係づくり」と「仕組みづくり」について学び、それらの要件を踏まえて集団づくりをど のように進めていけばよいのかを考えていきます。
子どもたちのかかわりを避ける傾向、責任感や規範意識の欠如、リーダーの不在、やる気の なさは集団がうまく機能していないことを物語っています。本講座を通してご自身の取り組 みを改めて見つめなおし、明日からの学級経営に生かせるようにしましょう。
PBISとは、「ポジティブな行動への介入と支援」を基盤とする包括的生徒指導アプローチのこ とを指します。この取組みを通して、子どもたちの適応的行動の増加や問題行動の減少を図っ ていきます。本講座では、このPBISの理論的背景やその進め方(1次的および2次的支援方法) について学びます。またPBISの国内外の実践事例を紹介し、PBISについての理解を深め、ご 自身で実践するための足場を築きます。
ポジティブな行動とネガティブな行動が同時に生起することはありません。学級や学校でポ ジティブな行動が増えれば、それに伴ってネガティブな行動は減少します。本講座をご自身 の学級や学校でポジティブな行動を増やす契機としてください。
子どもの対人関係能力を育成する「社会性と情動の学習(SEL)」と呼ばれる心理教育プログ ラム についての理論と実践方法について紹介します。SELでは、子どもが相手の感情理解や自 分の感情を適切にコントロールする方法を学ぶことで、より良い人間関係が築けるようにな ることを目指しています。この講座では、日本の子どもを取り巻く現状 とともにSELを実施す る必要性、SELの具体的な実践方法について説明する予定です。
突然キレてしまう子ども、空気が読めない子どもへの対応に困っている先生方は少なくない と思います。そうした子どもたちとのかかわり方や対人関係能力の育て方について、学んで ほしいです。
子どもの対人関係能力を育成する「社会性と情動の学習(SEL)」と呼ばれる心理教育プログ ラム についての理論と実践方法について紹介します。この講座では、特に就学前後の幼児と 小学校低学年の児童を対象に、他者の感情理解や自分の感情コントロールなどこの時期に発 達が著しい感情機能の育成方法について説明する予定です。
子どもの対人関係能力や感情機能は早期から育成することが重要です。普段のちょっとした 子どもとのかかわり方を気を付けるだけでも育成することができます。
学習者中心の教室も、個別最適化も、教師が一斉指導してきた従来型では実現しません。学 びのユニバーサルデザイン(UDL)の考え方で授業づくりをすると、子どもが主体的に学びに 向かう姿に変化するのに驚くでしょう。多様なオプションを提供することで、子どもは自分 のための目標や方略を選択する機会を得、協同的な学び、ICT活用も子どもが選ぶようになり、 子どもの力は単元づくりや評価計画まで変えていきます。
UDLで子どもの力に気づけた教師は、自分が与え続けてきた過去と決別し、環境を整えると自 ら問いを立て、学びを深めていく子どもの姿に感動することでしょう。ぜひ、その醍醐味を 味わってほしいです。
学校に1人1台、情報端末が利用可能な環境が広がっています。きっと、活用を始めている、 もしくは始めようとしている先生も多いと思います。しかし、テクノロジーが「先生が教え るときに便利なもの」にとどまっていませんか?テクノロジーを「先生が教えるツール」か ら「学習者が自分の学びを舵とるためのツール」へと拡張していけば、学びの質は大きく変 容するはずです。この講座では、UDLの考え方に基づいて、主体的な学習者を育てるためのテ クノロジーの活用方法について、皆さんと学んでいきます。
「アナログかデジタルか」ではなく、「アナログもデジタルも」でもなく、「アナログとデジタ ルを」がこれからのキーワードです。何を使って学ぶのか、どう学ぶのかを考えられる子ど もを育てる方法を学んでみませんか?
「点数を取らせる指導」から「学習者を育てる指導」へ。教師が勉強を「教える授業」から子 どもが「自ら学ぶ授業」へ、学習指導の在り方が大転換を迎えています。これを可能にする 方法や考え方はどのようなものなのか、学習動機づけはどのようにすれば良いのか、私たち 教師は何を変え、何はそのままで良いのでしょうか。こうしたことについて学び、「こう考え ればよい授業ができる!」というところに到達することを目指します。
子どもが生き生きと学ぶ授業を作れたとき、そして子どもが授業を通じて成長する姿を目に するとき、教師冥利に尽きると思います。文科省の動向を踏まえながら、そんな授業の作り 方について演習を通じて学びます。
不定愁訴・自傷行為・摂食障害・不登校・ひきこもりと、非社会的不適応行動は多岐にわた り、なおかつ長期化します。さらに精神疾患に移行するケースもあり、対応を間違えると自 殺に発展する場合もあります。不適応行動に目を向けるだけではなく、なぜその行動が起き てしまったのか、子どもの特性や愛直の課題も考慮しながら、しっかり見立てをし、個々にあっ た支援計画を立てられるよう、演習を交えながら考えていきます。
子どもの最初の小さなつまずきに気づき、しっかり支援することで、その後の社会適応を実 現できます。皆さんの支援が、その子の人生そのものを変えるかもしれません。
貧困や虐待、核家族化や共働きや単身家庭による子育て世代の孤立化など、家族を取り巻く 状況はどんどん深刻化しています。困難な状況でも、家族のストーリーを理解し、その中で のふんばりを労い、感情に寄り添いながら、保護者を支えることで変化を招けるかもしれま せん。本講座では教育現場・児童福祉現場で心理支援に携わってきた講師と共に、実際のケー スを交えて家族への寄り添い方を学びます。
一つのストーリーも、視点が変わると全く違うものになります。家族の理解をすることで、今 まで見えていたストーリーが変わり、皆さんの日々の支援の一助となるといいなと思ってい ます。
ネット依存傾向は93万人です(厚生労働省,2018)。実に中高生の7人に1人がネット依存なの です。講師は、文部科学省の技術審査委員会でネット問題を担当してます。本講座では、大 人が知らない子どものネットの世界を見ることによって、学校での対応方法やすぐに使える 情報モラル教育がわかります。最先端の情報と効果的な実践プログラムをご紹介していきま す。
ネット利用率が加速度的に低年齢化し、0歳7.1%、6歳71.2%、9歳87.2%です(内閣府,2020)。 GIGAスクール構想もスタートし学校は苦慮しています。是非、ネット対応と今後の可能性に ついて一緒に学んでみませんか。
いじめ61.2万件、暴力行為発生件数7.9万件です(文部科学省,2019)。子供の対応ばかりでなく、 保護者の対応も困難なことも多いのが現状です。講師は神戸市いじめ問題審議会委員長を務 め、〈対症療法〉ではな〈予防的な生徒指導〉を全国各地の学校と共に実践を進めています。 本講座では「明日からすぐに使える、実践的な教師のワザ」をご紹介していきます。
講師のAISES副代表は、かなり荒れた中学校に赴任し教員同士のチーム支援で学校を再生した 経験から、どんなに荒れた学校、学級でも立ち直ることが出来ると確信しています。すべて の子供が幸せになれる学校を一緒に目指してみませんか。
特別支援教育では、診断名や心理検査の結果にこだわる学校もありますが、早期に適切な支 援を実現するためにも教育的ニーズに応じた指導を発想できる力こそ最優先にです。そのた めに実態を把握する力と、それに応じた教育的支援の力が求められます。この講座では、学 校の日常から実態を把握する視点と方法、そこから導き出される指導方法を学びます。通常 の学級の授業そのものの見直し、形成的評価、合理的配慮に活かせるはずです。
障害特性を何とかせねばと考えるのは疾病モデルです。生活者としてのその人の強みも含め た全体像を見つめ、環境を変えてこそ、いい力が見えてくると考える社会モデルで、支援者 としてのセンスを磨きましょう。
「SCと情報を共有できない」「SSWをどう活用したらいいのかわからない」という声をよ く聞きます。この講座では、SCやSSWの特性や仕事内容とともに、実際の活用事例もた くさん紹介します。SC・SSW以外の専門機関や地域資源も紹介します。チーム支援のメ リットについても確認します。自分の学校に合ったチーム作り、協働できるシステムを考え ていきましょう。
一人で考えるより、みんなで考えた方が良いアイディアが生まれます。いろいろな価値観や 考え方・専門性が集まれば、支援の幅が広がります。先生にとってのリソース(資源)を増 やしましょう。
調理法を知らなければ調理はできません。同様に研究法を知らなければ研究できません。で すのでまず研究法の紹介を行います。「こんな研究をしたい」ということを確認し、そのため に必要な研究法や文献検索の仕方などを学びます。もう一つは書いてきた文章を論文に仕上 げる添削指導です。進め方は大学院の博士課程ゼミと同様です。5人までの少人数ゼミと思っ てください。
「いつか自分の実践を研究論文にまとめたい」「論文まで行かなくてもしっかりとした実践報 告を書きたい」と思っておられる方の講座です。自分や学校や教委の実践をまとめ、論文化 するための指導を行います。